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OCF10-世界観補足



シンボルとは

ジュプランタの象徴。ジュプランタに存在することを役目とする。
チャマとシエスタン、二人のことを指す。
シエスタン・チャマ 両者の年齢差は常に15歳。
両者共に二十歳までは普通に年をとり、それ以降は成長してきた過程を逆に辿り(この折り返す現象を リターンする という)生と死を繰り返す。
最初は種から成り、最期も種に還る→丸一年後に赤ん坊の姿にまで成長(新生児ではなく、この時点で一歳児ほどの大きさにまで成長している)→普通に成長→リターン→死…の繰り返し。
シエスタンによると、どこからが死でどこからが生なのかは境界があいまいであるとのこと。
ある程度リターンが進行すると、専用の施設に入り余生を過ごす。
その間はリターン末期専属の傍仕えとシンボルの片割れのみが面会・世話をすることを許される。
命日・誕生日は決まっており、同日。
また、狂いなく一定。

二人の心臓部には寄生するように種が植え付けられており、いわゆる苗床の中枢となっている。
種は長い時間をかけて二人の心臓に根を張り巡らし、宿主の血液中から少しずつ養分を摂取している。
現段階で心臓の半分ほどの面積にまで根を張っている状態。
宿主がリターンしたり、死を跨ぐことができるのもこの種によるもの。
(宿主をそうさせることにより、何らかのメリットが種側にあるはずだが、それが具体的にはなんなのか未だわからず、一体なんという植物の種なのかもわからない)
リターンし、死を跨いで新たに生まれてくる際に二人が握っている新植物の種は、シンボル二人の胎児期に心臓部に寄生している種が分離し、成長を遂げたもの。
一日一日、日々を重ねるごとに根はじわじわと深く広く張り巡らされ、内側から種による侵食が進んでいっている。
将来的には心臓丸ごと、あるいは宿主の身体が丸ごと種にとって代わられるのでは、とシエスタンは危惧しており、なんとか侵食されずに済む方法・取り除く方法・せめて侵食を遅らせる方法を模索中。
最終的に種に侵食し尽された際、宿主がどうなるのかは不明。

侵食されることで、ふたりの体液中には種から分泌される樹液に似た成分が含まれるようになってきており、血液など、舐めてみると甘みが感じられる。
元々二人とも妖精やおばけを認識できていたが、種を心臓に寄生させられていることでそれらを惹きつける匂いを放つようになったため、遭遇率も高い。
(ひとには全くわからないが、妖精やおばけにとってはとてもいい匂いがする)
また、風邪をひいたり体調を崩すと両者共に姿がゆがみ(見た目年齢がコロコロ変わる)、その際の体力の消耗は激しく、一度体調を崩すと回復は遅い。
健康と 二人が現在のサイクルを崩さずにシンボルでいられることを維持するため、そして命日までなんの問題もなく生き抜くため、定期的なメンテナンスを必要とする。

上記の体質は先天的なものではなく、後天的なもの、人為的に仕組まれたもの。
元々は二人とも普通の「ひと」。
現在は一見「ひと」だが、徐々に「ひとからかけ離れたもの」となっていっており、今後も様々な弊害が出ると予想される。
ざっと見積もって二人は「キギルク!」の時点で約700~800歳ほどと思われる。

ジュプランタ自体が昔は特産品がこれといってなかった貧しい小さな土地だったので、昔からジュプランタに繁茂する土着の植物や、それ以上に加工に適した新植物を使用した細工ものの世界中に向けての輸出、高度な業をもつ細工職人の育成や精密な道具の精製技術、細工に必要な設備が充実していることなどにより、技術を学びにくる者が増え、町の景観を整備すること・町おこしのイベントの開催により観光客を呼び込むことにも成功し、町が潤うようになった。
言ってしまえばシンボル二人はリターン後に新しく生まれた際、既に町から求められる一生涯分(40年分)の仕事=新植物の種の提供を終えており、その後の生活は町から保障されている。
が、二人とも無職でフラフラするのが嫌なので、外交をしたり(その際、一人はジュプランタに残り留守番)植人の仕事の補佐等を日ごろの仕事としている。
尚、町自体を運営しているのはシンボルではなく、町長であり役職はまったく別もの。
(※今回の資料では町長にはノータッチです)
シンボルはあくまでもジュプランタの象徴として丁重に(?)扱われており、町のひとからはありがたがられる存在であるとともに、親しみやすい存在でもある。
(これは主にチャマに対する親しみやすさである。しょっちゅう町に顔を出すので)
シンボルとは何か、というのは町ぐるみで誰もが承知している。

が、二人の体質にはひとつだけ違いがあり、シエスタンはずっと自分の記憶を引き継いでいるが、チャマは死の度に記憶もリセットされ、本当の赤ん坊からのスタートとなる。
尚、この事実はシエスタンの意図により、一部の植人・医師以外には知らされておらず、町のひとをはじめ、チャマ本人もこのことを知らない。


新植物

シンボル二人はリターン→死を経由し、完全に人の赤ん坊の姿にまで成長する。
それぞれの一歳の誕生日になると施設から出され(40歳の誕生日であり、命日である日から丸一年後の誕生日に一歳とカウント)、その際に必ず新しい植物の種を手に握っており、「植人(しょくにん)」と呼ばれる役職にあたる専門職の人間がその種を元手に種子や株、苗を増やす研究、或いは増やさないようにするための研究、丈夫に育てられるように等の目的から品種改良などをすることとなる。
傾向として、大抵の新植物は地産池消の気があるのか ジュプランタの土地でしか育たないものが多い。
新種の植物は細工物の材料に最適な植物だったり、特に珍しいものではジュプランタの土地だけでなく、どんな環境下でも育つ上に水分量の多い実を沢山つける植物で、世界中に需要のあるものだったりと、二人と共に生まれた種は町の繁栄に一役も二役も買っている。
しかしオリジナル(シエスタンとチャマが赤ん坊のときに手に握っていた種そのもの)の新植物の生命力自体は非常に弱く、傷みやすく病み易い。
先ず種を駄目にしてしまわないよう、スペアの確保のためにもある程度の数を増やすことが先決となる。
また新植物本来の性質だけでは特性を発揮せず、なんらかの外的要因・例えば火にかける、冷やす等の常識にとらわれない発想力も必要とされるのが植人という職業なため、この役職に就いている人物はちょっと変わった者が多い。


言語・文字

音声にすると、耳当たりの良い やわらかいふんわりした印象のことば。
辛うじて横文字(ジュプランタやシエスタン、チャマ等)はそう聞こえるかな、といった具合。
(絵で表すときはマンガ的な吹き出しより映画的な字幕の方が実は理想に近い。)
文字は平・漢・カナ・アルファベット・数字を使用。
今後文字のデザインがうまくいけば創作文字を導入するかも。


ジュプランタの土地柄や住民の人柄

本土は平野多めの盆地気味で夏は暑く、冬はほどほどに寒い。(海が近い地区や島々は少しは違うかも)
夏場の最高気温は32度くらい、冬場の最低気温はマイナスまで到達するかしないかといった程度、雪は降ってもめったに積もらない。
本土では年間の降雨量が少なく、町の人々が危機感をもつことナンバー1は水不足。そのため、ため池が多い。
島の数も結構な数にのぼり、島々の環境は個々それぞれの島によるところが大きい。
本土にある山の高さは比較的低めで、町の周囲をぐるりと囲んだ山や森林が防波堤となることも多く、自然災害はかなり少ない。
住んでいる人々の多くは大らかというより、暢気でちょっと図々しい。
お祭り騒ぎが好きなひとが沢山いる。
主要キャラでいえばチャマやカレンチア、忍舞あたりがいかにもジュプランタのひとらしい人柄。
島々となると、よそ者に対する警戒心が強いひとが多い。
人口は少なめだが、割合で言うとお年寄りと子ども・職人の人口が多く、植物が生い茂る ものづくりや町おこしが盛んな田舎町。
経済的には、一般の町民でも趣味にお金と時間を割ける程度には豊か。


暦・季節・時間

四季があり、一年は365日。
春分・夏至・秋分・冬至以外は作中架空の暦。梅雨もあり。
本土では5月頃に毎年海からの季節風が吹く。
一週間は月曜~日曜の七日間で成っており、土日は基本休日。月は1~12月の12ヶ月。
一日は24時間、午前・午後に分けられる。
時間の単位は 時→チク 分→タク 秒→シン。


衣食住

合併を繰り返してきた町というのもあってか、未だに「本土」のなかでも結構な違いがある。
各地域独自の特色が薄れることがあまりなく、合併後も主張激しく引き継がれていることがほとんど。

(衣)
ざっくり分けて東側が和風寄り、着物を模したものが多い。
西側が西洋風寄り、比較的軽装なひとが目立つ。
ツタヒコやユタは西側エリア在住、ナナベや忍舞は東側エリアに入る。
ユタとナナベが住むキリンジ・チクチチクや、チャマ、シエスタン、カレンチアやフィヨンテールが住む中央部ネムリコクが一番ちゃんぽん状態で、両方の要素が特に入り混じっている。
プランタリアの制服は動きやすさを重視した軽装な西洋風。
どの地域も多く使われている素材は「綿」。
他、植物系のリネンやヘンプ、木綿、竹、動物系のシルクやウール、カシミアなどがあるが、植物系のほうがジュプランタでは一般的。
(シルクやウール、カシミアなどは輸入が大半、生地としても高級なので値段が少し張る)
新植物からの改良種を繊維に使ったもののなかには安価で生産しやすい生地もあり、手触りも天然素材のものとはまた違っていて、これらが徐々に一般的となりつつあり、他の町や国への輸出も開始されている。
「本土」と「島々」ではまた違ってきて、「島々」はアジア系のエスニック風に該当する島が多く、植物の皮を糸にしたものを使った織物を衣服に取り入れているひとが多い。
服に使われている染料も天然のものが多く、植物や香辛料をもととしたものが一般的。濃く、深い色が出る。
しかし「島々」と一括りにするのは難しく、ヨミの住む島は西洋風だったり、シエスタンはサルエルをはいてたりと、個人の好みによるところが大きく、何を着ていてもそこまで浮く環境ではない。

(食)
合併することで町の領土自体を拡大して海に近い土地も確保できたことにより、ジュプランタはここ百年ほどで魚が美味しい土地としても有名に。塩作りも盛ん。
海沿いの地域では漁師が多い。
また西側・北側に田園も多く(田んぼの並び方は西と北では違いあり)、作物も天候次第ではあるが比較的安定した収穫を期待できる。
地元でのみ収穫できる野菜が多種多様あり、少しアクが強いものが多いのが特徴。
バッハメロンがその最たるもので、殻を叩くことにより蜜を甘くする粗搾りのジュースとして飲むと美味しい。(さらっとしていて後味はすっきり系)
町が豊かになるにつれ、ひとがある程度土地に手を加えられるようになり、土の質も昔に比べて向上しているよう。
米も穫れるが、雨の少ない土地であるが故に小麦の方が収穫が多く、小麦を使った麺料理が東側・西側・島々で形を変えて広まっており、東側はぴっぴ(うどん)、西側ではフォクル(パスタ)、島々ではズー・ズゥ(汁無し麺)が美味しく格安で食べられる。
(一杯の値段平均:150チャリン/チョリン~300チャリン/チョリン)
食べる際は音をズルズル立てて食べるのがジュプランタ式。
食事処の数は麺系が一番多く、次にパン屋が続く。
家庭の主食としては米と小麦が半々といった具合。
炊いて食べたり、焼いたりもするが、麺にすることが一番多い。
箸だけでなく、スプーンやフォークを使った食事もする。

(住)
ネムリコクでは町おこしの一環として景観の維持を図る動きが200年ほど前からあり、積み木のようなやわらかなかわいらしい雰囲気の建物が多数を占めており、統一感を重視して建物の高さの制限などが細かく決められている。
修繕したり建て直したりする際は町から補助金が出ることもある。
戸建てとマンション・アパートが半々といった感じ。
ネムリコク以外になると形も様々になり、大きなキノコの形をしたものやカボチャをくりぬいたような形のメルヘンチックなものもあり、また本土のなかでも各地域ごとに少しずつ建造物のもつ雰囲気も違う。
島々では高床式の建造物など、その土地その土地に見合った建物に居住している。


通貨

本土と島々では、同じ町内でありながら通貨が違う。
共通の通貨にしようという動きもあるが、なかなか話は進まない様子。
本土での通貨はチャリン、島々ではチョリン。
ジュプランタ内外の通貨を問わず 各駅での換金・両替が可能。
(レート:1円=1チャリン・チョリン)


就学

6歳から14歳までは義務教育。
大きな学校というものはなく、町内にこぢんまりとした塾がいくつかあり、子どもは最寄の塾に通うといった形が主。
お金持ちは塾に通わず、家庭教師をつけることもあり。
ジュプランタは職人が多いので、塾を卒業したら(或いは就学中でも)弟子入りして職人になるひとが多い。
家業を継いだり、新しく独立して個人のお店を持つなど。
子どもの独り立ちは比較的早い土地と言える。
そういった職人やお店を経営するといったこととあまり縁のないひとや、まだ進路が具体的に決まっていない場合、とりあえず専門に行くという流れができており、義務教育を終えると「島々」にある専門学校に通うひとも少なくない。
専門学校は義務教育さえ修了していれば何歳でも入れる。


護衛官・傍仕えになるには

就職する際専門学校を必ず出ている必要はないが(選ぶ職によっては専門卒必須の場合もあり)、学校を出ていないひとよりは優遇されること、実際に働く上での知識や経験が学べることなどメリットは多い。
護衛官・傍仕えの場合はシンボルだけでなく、町の中枢で仕事をしている偉い人の身の周りの世話の仕方・警護の仕方を学ぶので、もしジュプランタで採用されなくても他所の町や国では雇用があったり、お金持ちの個人が雇ったりと無駄になることはあまりないよう。
しかし専門学校を出ているからといって万能なわけではなく、やはり各々で実践を積むことは必要である。

傍仕えのコースは2年で修了。
護衛官と警務官・刑務官のコースはみっちり5年間学ぶ。

シンボルや重役の護衛官・町の警務官・刑務官を目指すなら在学中にマホーか なんらかの戦闘術(武術や剣術など)、どちらかの習得は必須。両方できれば尚良し。
傍仕えを目指すならそういったものの習得は必須ではないが、カリキュラムのなかに含まれている。
(出来たほうが便利なので)
向いてなさそう…という場合は入学後1年以内になら希望のコースを途中で変更することも可能。

シンボルや重役の専属護衛官として働くには いざというときに彼らを守れる強さを持っていることは勿論、彼らとの相性や円滑な人間関係が築けるかどうかも物を言うので、その点をクリアできないと希望の役職には就けない。
いくら専門的な知識や必要な力を習得していてそちらが優れていても、主との人間関係で問題を起こしそうだと判断されるとやはり難しい。
(ちなみに、噂ではシエスタンの気難しさを考慮して、選定の際は「長持ちしそうな人材」が求められるのだとか。
チャマの場合は「友達になれるが、甘やかしすぎない人材」。)

卒業試験として一ヶ月間プランタリアで行われる実習はかなり重要視される。
また、競争率が高いうえに求人もかなり少ない狭き門。
急ぎの場合は求人をかけることなく、スカウトで欠員を埋めることも多いが、推薦を受ける等の例外もあり。
(シエスタンの専属傍仕えのフィヨンテールは推薦、カレンチアは半ばチャマからのスカウトのようなもの。両者共に専門学校は出ていない)
求人に遭遇できるかどうかの運も必要。

他、医療や火消し、植人、教師や公務員等のコースもあり、学科のバラエティは豊か。
ほとんどの学科は4年間で修了。
医療コースの場合は修了後に他所の町・国の学校に移籍したり、大きな病院に研修に行ったりすることがほとんど。
ジュプランタには大きな病院がないので、やはりこの場合も他所に、ということになる。
火消しは消防士のこと。
民間の地域活動として主に男性がグループをつくり、消防の活動を行っているが、火消しとなると専門の職業。
植人を目指すなら、少なくともジュプランタの学校と同レベルの医療コース(他の町や国の学校で学ぶことも可)を修了しておく必要があり、さらに植物に関する知識を必要とされる。
教師や町の中枢を担う公務員になるにはコネもあるほうが有利。
コネなしの新規採用も昔に比べて随分増えてきてはいるものの、血縁関係者優遇という地域色が昔から色濃くある土地である。


冠婚葬祭

成人するのは15歳。その年齢になれば結婚することが可能。
二十歳も節目だが、盛大に祝うのは15歳時。
子どもが生まれると同時にその誕生日にまつわる植物の種や苗、株などが町から親に贈られ、この植物のことを形状問わず、一括りに「誕生花」と呼ぶ。
一日に対し、何種類かの植物が誕生花の候補としてあり、好きなものを選べる。
「子どもが丈夫に育ちますように」というおまじないのようなもので、ジュプランタでは子どもが成人するまでは親が誕生花を子ども同様大切に育てる。
子が成人するとその植物は親から子へ引き継がれ、以降は子ども本人が育てることとなる。
もし途中で枯らしてしまった場合、希望すれば代わりの同植物が町からもらえるが、代わりをもらってもなかなか愛着が湧かないということもあるので、そうならないように町の人は皆気をつけて世話をする。
結婚・移住となれば誕生花も本人と共に新しい環境へと移動することとなり、大きな植物だと町総出での大仕事となる。
もし誕生花の移動・引き継いでの世話が困難な場合(他所の町に移る際に誕生花を植えるスペースがない等)は親や身内に世話を頼んだり、それを専門の職とする業者、或いはジュプランタの町に依頼するという手段もある。
本人が死亡するとその植物の一部も本人と共に火葬されて遺灰となり、また別の一部はその遺灰をまいた場所に植え替えられたり、その植物の種をそこにまいたり、遺族が所有したりする。
故人が途中で枯らしてしまっていたり、なんらかの理由で誕生花を失ってしまった場合、町がそのひとの誕生花の代理を埋葬場所に植える。

結婚式も葬式もお祭り好きな土地柄上、派手で盛大にすることが多い。
結婚式の際は、餅米の生地を煎った 色とりどりのまあるい可愛らしい餅菓子「イリカ」をお嫁さんの家側が作り、双方の近所や身内に配る風習がある。
イリカの由来は「嫁に入る」、あるいは「家に入る」から来ているという説があり、米を「煎る」もそういった点にかけているよう。
口当たりは軽く、口に入れるとすぐにとけてしまうほど。
お葬式の際の服装の色は総じて黒、結婚式の際は主役は白・周りは華やかな色を身にまとう。


シンボルの婚姻

シエスタン、チャマのシンボル二人も成人後は誰かと結婚することは可能だが、あくまでもシンボルの人権を考慮した上での非公式なもので、戸籍の移動などの手続きはせず、事実相手との婚姻関係にあっても正式な配偶者とは公式に認められない。
シンボルの体質が遺伝しないと断言できるものではないため、子どもをつくることも許されていない。
また、伴侶と共にすごせるのは最長の場合、シンボルが25歳の誕生日を迎える日までと決まっており、それまではプランタリアを離れて町が所有する家を借り受けて暮らすことができるが、それ以降は夫婦が一つ屋根の下で過ごすことはできなくなる。
離縁後、元配偶者の生活はシンボルの死まで(シンボルの40歳の誕生日・命日まで)は町から保障される。
尚、現在のところシンボル二人がこれまでに結婚したことはないので、あくまでもあってないような机上案が存在しているといった具合。
今後実際に結婚することがあれば実情は異なってくる可能性もある。


マホー

自分の内側にあるもの・「想像力」を原動力とする。

行使するには先ず、自分のなかで「スイッチ」を決める。
仕種でもことばでもなんでもいいので、これをすれば自分はマホーを行使する状態に入れるという切り替えを設定。
こうすることにより、普段の頭の中の考えとマホーを差別化することができる。
スイッチをいれたらあとは想像力次第である程度のことはどうとでも。
何もないところから何かを発現させることも可能。
マホーで発現したものにはマホー行使者はもちろん、第三者も実際に触れることができる。
行使したひとの想像力次第で発現物のディテールが決まる。
また、マホーの発現時間には限界があり、個人個人によるところだが、発現状態を維持するには精神力はもちろん、それ以上にかなりの体力を消耗する。

マホーが得意なひとがどういうひとかというと、頭の中で具体的にモノを想像できるひと。
ディテールが精巧・発現時間が長いほど上級者。
どういう質感でどのくらいの重さがあり、どんな色、手触り、匂いがするか。
動かした場合、四方八方からみた場合はどんなフォルムをしているか、等を瞬時に想像でき、応用できるひと。
またそれが現実のものと違っている場合でもいかに「本当っぽく」見せられるか。
どれだけハッタリを利かせられるかに依るところも大きい。
(アニメーターやクリエイター系のひとなら得意かも)
主要キャラではユタとツタヒコがマホーを得意としており、特にツタヒコはかなりの使い手。

しかしどれだけマホーが得意なひとが食べ物を出して食べたとしても、どんなに美味しいものを想像して味もイメージできていても、口に入れるとなんだかスカスカする、お腹は満たされないといった具合であくまでもマホーは想像の産物、本物とは明らかに違う。
食べ物の例と同様にどれだけディテールの細かい作りこまれた発現物でも、やはり触れてみると本物との差が明白。
が、自分が行使したマホーにより、相手に何かを感じさせるということは十分可能。

マホーは町に登録届けを出せば誰でもすぐに使えるもの、遊び程度ならマホーを習う前の子どもにも扱うことは可能だが(義務教育中に大抵一通り習う。登録されることにより町内の至る場所・マホーを認可する他の町・国でも発現させることができるようになる)、極めようとすると扱いはかなり難しく、日ごろからの修練が必要。

※「呪い」や「おまじない」などとは別物。


インスタント・マホー

マホーを行使するのが苦手なひと用に、手軽な使いきりタイプのマホーを安価で提供する商品。
ジュプランタの至る所で販売されており、500チャリン/チョリンほどで購入できる。
大抵がお菓子の形状をしており、食すことで商品1個につきマホーを一回行使できるようになる。
ものによっては行使の回数ではなく、時間制限ものもあり。

代表的なインスタント・マホーは「念写」(写真とも)。
目に焼き付けた映像・静止画をそのまま紙や布、他様々な素材に写すことのできる、比較的簡単なマホーとして「念写」は昔から存在したものの、それをマホーが苦手なひとに向けた商品にしたのは町のオネエ系おじさん・ビフ。
どうやってマホーをインスタント・マホーに転換するのかは企業秘密だそう。
が、エネルギーを凝縮したものを結晶化して機械に組み込むといった手法(エレベーターやモルールはこの仕組み)をヒントとしている。
マホーが苦手だった彼は愛娘の成長をどうしても「念写」で記録したかったらしい。
尚、「念写」と併用して、過去の記憶を鮮明に思い出し 出力するためのインスタント・マホーも開発しており、テスト中である。
娘への愛情が様々なインスタント・マホーを生み出した。


ひと

ジュプランタでは人間だけでなく、獣人と呼ばれる類のひとも総じて「ひと」として扱う。
獣人は大きく分けて
・普段から人間ではない姿をしており、且つ人間の姿をもたない者
・人間の姿と獣の姿を持ち、使い分けることができる者
の二種類に分かれる。
世界的にみると人間と獣人の割合は半々ほど。
二種類のタイプの獣人同士の間でも、人間と獣人の間でも、差別問題を代表とした様々な問題を抱えているのが現状。
ジュプランタでは元々の土着獣人の住民は少なく、最近では他所の地域から越してきたりする者もいるが、まだまだ珍しい。
住民の中には彼らを好奇の目でみる輩も存在する。
が、妖精やおばけを普段の生活の一部として取り込んでいる住民たちなので、いろんなものがいるのが当たり前という風潮。
人間だ獣人だをさほど気にするひとが少なく、また祭りだイベントだと引っ張り込んだりしながら、恐ろしく馴染むのが早い。
獣といっても多種多様で様々な者がおり、ジュプランタに住む獣人のなかでの有名人はカエルの姿をした陽気なモルールの運転手。


ひとならざるもの

一般的には妖精やおばけを指す。
羽がついていたり、小型のものは妖精。
透けていたりひと型に近いものはおばけ というのがざっくりと分類した際の条件。
というのも、妖精もおばけも実は同じもので、町の至る所にある小さなとんがり屋根の祠に住むもの。
ひとが勝手にカテゴライズしてそう呼んでいる。
祠自体の数も相当数にのぼるが、これはいつのまにか増えていたり減っていたり。
また、祠と妖精やおばけの数との因果は不明。
ひとのなかには「●●の精」などと名前をつけて呼ぶひともいるが、個々に種類や名称をつけても分類したり把握するのが難しいほど様々なものがいる。
中には(人間からの視点での)悪さをするものもいるが、基本的にはひとと妖精・おばけはお互いを認識しあってはいても過干渉しない間柄。
彼らは皆かならず発光しているが、ひとには妖精やおばけ自体が見えないひともいたり、見えても彼らが放つ光は認識できなかったりする。
子どもやお年寄りには姿や光を認識できるひとが多く、主要キャラではシエスタンとチャマは妖精やおばけの放つ光まで認識することができ、ナナベは姿を認識することができる。
夏至の祭りの日には妖精の発する光を誰もが目にすることができ、その日は彼らの姿自体は見えないひとでも存在を改めて認識できる特別な日となっている。
ジュプランタでは妖精やおばけはそこにいる(らしい)ものとして受け入れられており、普通の生活の一部。


テレビ、ラジオ

テレビの普及はまだまだ少なく、プランタリアに大きなテレビが一台あるのと、お金持ちが所有していたりするくらいのもの。
ラジオは各家庭にあるくらい浸透している。
町内に趣味が高じて出来たらしい、個人運営の小さな放送局がいくつかあるのと、他の町で放送されているものを受信できるのでチャンネルは数多く存在する。
人気の番組は他の町で放送されている子ども向けの体操番組。ラジオとテレビの両方で視聴可能。
相談コーナーもあり、子どもからも大人からも人気。
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